病気の予知の精度向上だけでは医療費は減らない…

[事業分野]ヘルスケア
[ユーザーモデル名]健康意識モデル
[活用の切り口]ターゲティングの効率化

人が生活していく上で、健康はとても大きな関心事です。

現在、その健康は「国民皆保険制度」によって支えられてはいますが、高齢化が進む中、医療費は年々伸び続け、2025年には約58兆円にまで膨れ上がると予測されています。

この伸び続ける医療費の削減に向けて重要な施策が“予防”であり、できるだけ初期の段階で病気を発見し、重篤な状態になる前に治療することで、人の健康を維持しつつ、医療費を効果的に削減していく必要があり、そのために、国民の多くが毎年受診している健康診断結果を始めとする健康にかかわるエビデンスデータを大量に集めて、これを解析し、様々な病気の予知や予測をできるだけ精度高く行えるようになるための研究も様々な研究機関や医療機関において進められています。

但し、病気の予知や予測の精度が高まることは、必ずしも人が受療行動を取ることと同じではありません「健康意識モデル」は、人の健康に対する意識を知ることで、その意識に寄り添いながら、受療行動を促進するために活用できるのではないかと考えています。

病気の予知の精度向上だけでは医療費は減らない…

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