[事業分野]金融
[ユーザーモデル名]お金に対する意識モデル
[活用の切り口]ターゲティングの効率化
お金には、交換の道具としての機能(一般的交換手段)、価値の高さを測り表す機能(価値尺度手段)、価値を保存する機能(価値貯蔵手段)がある(片平,2003)とされ、非常に多義的な存在です。
また、良くも悪くも、現代社会の中では、人の行動に大きな影響をもつ存在であることは明らかで、お金は、社会的な地位・様々な欲求・仕事や業績の評価などあらゆるものと関連し、自己評価につながったり、人を動かす手段としての働きや動機付けの原因にもなります。
「お金に対する意識モデル」は、「お金に対する信念」(お金をどのようなものと捉えているのか)と共に、お金に対する何らかの認知的側面が影響を与えていると想定される「投資に対する動機」(投資行為に対する意識)を切り口に構築したものです。