[事業分野]製造
[ユーザーモデル名]製品調達時の意識モデル
[活用の切り口]ターゲティングの効率化
BtoBの営業活動においては、従来、大きなイベントやウェビナーが開催された際に得られる来訪顧客やアクセス顧客の情報は現場で収集される名刺や一般的なアンケート情報に限られることが多く、営業担当者(インサイドセールスも含めて)は、これらから得られた情報に基づいて、改めて来訪顧客の意識を探索していくことになります。
この事例では、「製品調達時の意識モデル」を活用して、現場で得るアンケートに、来訪した顧客の特定の心理特性を推定するための判定アルゴリズムを前提とした設問を設置し、回答結果に基づいて、イベント後の訪問ランクを決定しています。
例えば、「切替意欲が高く、これまでの実績にこだわらないタイプ」で、新規顧客(他社のユーザー)であれば、純増分の売り上げが得られる可能性の高い重要な顧客として、即時に営業対応を実施する…のように活用します。
この製品調達時の意識のランクと、アクセス履歴やBANT情報から導き出されるMA(マーケティングオートメーション)のスコアを組み合わせることで、リードの開拓を効果的に進めることができます。