3rd Party Cookie規制とユーザーモデル…

『オンライン広告使ってます』

…というサイトは多いのではないでしょうか。
リターゲティングや効果測定等、オンライン広告において大変有効な技術として利用されている3rd Party Cookieが規制されることによってオンライン広告が受ける影響はかなり大きそうです。

3rd Party Cookieを代替する新しい技術の開発も進んでいくとは思いますが、個人情報保護の流れはますます厳しくなりそうですし、閲覧者が追跡型の広告を必ずしも好んでいるわけではなさそうですから…
オンライン広告のみに過度に依存する施策展開から脱却できないか
…そんなことを考えたことはありませんか?

1st Party Cookie(自社サイトで直接取得したCookie)を活用する新しいソリューションやコンテクスチュアルターゲティングなども一つの可能性ですが、Zero Party Data(投票やアンケート等、閲覧者が意図的に企業と共有するデータ)の活用も大きな可能性の一つではないでしょうか。

もちろん、Zero Party Dataを収集するために閲覧者に対してただアンケートを求めても回答してもらえることは少ないですから、相応の信頼関係に基づいて、閲覧者がそのアンケート(及び一連のインタラクション)に応じることで交換できる価値を感じることができることは重要なポイントです。

ユーザーモデルの考え方を活用することで、アンケート(判別設問)によって閲覧者の心理特性の解像度を効率的に高めることができますので、閲覧者がより価値を感じる可能性の高いコンテンツやオファーを設計することができるようになるでしょう。

※判別設問については…[ユーザーモデルの予測]からどうぞ。

3rd Party Cookie規制とユーザーモデル…

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